乳酸菌の種類
そもそも乳酸菌とはなんなのかというところからお話します。
乳酸菌とは糖を分解して乳酸を作り出す細菌の総称のことを言います。
人間や動物の腸内、乳製品や味噌・漬物などの発酵食品に存在していて、現在確認されている乳酸菌は200種類以上も存在していると言われています。
その種類は「属」「種」「株」と乳酸菌の持つ性質により細かく分類がされています。
例えば、乳酸菌シロタ株(ヤクルト菌)は正式には「ラクトバチルス属カゼイ菌YIT9029株」と言います。
これは「ラクトバチルス属のカゼイ種のYIT9029株」という意味です。
・属…ラクトバチルス
・種…カゼイ
・株…YIT9029株
ラクトバチルス属カゼイ種の特徴は胃液などの消化液に強く、生きたまま腸内に到達します。そして腸内のビフィズス菌を増やして腸内環境を改善する効果があります。
このように乳酸菌は属・種で特徴を判断することができるのです。
はじめに「乳酸菌は乳酸を作り出す細菌の総称」とお話しましたが、では乳酸を作りだして「人にはどんな効果があるの」と思われているかも知れません。
代表的な効果として便秘改善がありますが、テレビなどでも特集がされているのでご存じの人も多いかと思います。ですが乳酸菌の凄いところはそれだけではありません。
さらに、免疫力の向上、アレルギー抑制効果など様々な効果をもたらしてくれるのです。
これは乳酸菌が生きたまま腸に届き、作り出した乳酸で腸の中を酸性にして腸内環境を整えてくれるからなのです。
乳酸菌は人間のカラダにとって大切な働きをしてくれます!
乳酸菌で健康的なカラダを作りませんか。